イベント

指で画面に触れたときのタッチイベントを使って、音を鳴らしてみます。

新しい taikoというフォルダを作成して、main.luaを新規にsublime3で準備します。

下記のdai.pngとtaiko.pngとpon.wavをダウンロードして、taikoフォルダに格納します。

pon.wav

画面サイズを取得します。

_W = display.contentWidth
_H = display.contentHeight
print(_W..":".._H)

taiko.pngとdai.pngを表示します。taikoの領域(contentBounds)を取得して、daiのy座標を設定します。

local taiko = display.newImage("taiko.png")
taiko.x = _W/2
taiko.y = _H/2

local dai = display.newImage("dai.png")
dai.x = taiko.x
dai.y = taiko.contentBounds.yMax

pon.wavの再生をしてみます。

local taikoSound = audio.loadSound("pon.wav")
audio.play(taikoSound)

addEventListener(イベント名, 関数)

タッチイベントを取得する関数を用意します。

function onTaikoTouch( event )
    print(event.name)
end

この関数をaddEventListenerを使いtaikoに関連付けます。

taiko:addEventListener( "tap", onTaikoTouch )

onTaikoTouch(event)の中で、音を再生します。指が触れると音が再生します。audio.play(taikoSound)を追加します。

function onTaikoTouch( event )
    print(event.name)
    audio.play(taikoSound)
end

tapとtouch

上記のtaiko:addEventListener( "tap", onTaikoTouch )の"tap"を"touch"に変えてみましょう touchでサウンドが3回再生されるようになります。touchは、began, move, endedの３つイベントを通知するためです。

• began タッチが開始されたタイミングで通知されます。
• move 画面で指がタッチされたまま移動した状態を通知します。う
• ended タッチが終了したときに通知されます。

if then else end

上記のbegan, move, endedを区別するために条件節を使用します。beganのときだけ、taikoSoundを再生するようにします。tapのときに比べて、再生のタイミングが瞬時になります。

function onTaikoTouch( event )
  if event.phase == "began" then
    -- 処理
    audio.play(taikoSound)
  else
    -- 処理
    print(event.phase)
  end
end

最後に1.5 Building for deviceの章にあるように、スマホで太鼓を鳴らせてみましょう。